順張りと逆張り

FXトレードにはいろいろな手法があると思われがちですが、大きく分けて2つしかありません。

「順張り」「逆張り」

まずは基本的なトレードスタイルである順張りについて解説します。

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順張りとは

相場の大きな波に乗って上昇するときはロング、下降するときはショートといったようにトレンドと同じ方向にエントリーしていくトレンドフォローと言われるスタイルが順張りです。

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トレンドが発生しているときは面白いように勝てますが、レンジ相場に入った途端ロスカットが連発する手法です。

勝率2~3割ぐらいと思っていた方が良いです。

勝率3割だとマイナスになるのでは?と思ってしまうかもしれませんが、トレンドが発生するとそれまでの負けを帳消しにしてトータルプラスの収益になるのがこの手法の特徴です。

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順張りというトレードスタイルはトレンドが発生するまでは忍耐で、お祭り騒ぎになるトレンドでトコトン利益を伸ばすことでトータルで利益を上げていきます。

「移動平均線(Moveing Average)age)」などが順張りでよく使われるインジケーターです。

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逆張りとは

順張りとは正反対の手法になり、トレンドに逆らって上昇してくるレートに売り戦略で仕掛ける、もしくは落ちてくるレートに買い戦略で仕掛けるトレードスタイルでスキャルピングやデイトレードのような短期トレーダーがよく使う手法です。

逆張りはレンジ相場で機能しやすく、トレンドが発生するとトコトン踏み上げられてしまいます。

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この手法の特徴は勝率が6~8割と高いところです。

相場の8割はレンジ相場なので、含み損になっても放置しいてるとプラスになります。

そのかわりトレンドが発生するとトコトン持って行かれるので、ロスカットを設定しないトレーダーのほとんどはこの手法で一発退場させられている諸刃の剣です

「RSI」や「ボリンジャーバンド」などが逆張りでよく使われるインジケーターです。

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FX初心者には順張りと逆張りどちらがおすすめ?

朝9時に開場する東京市場はレンジ相場が多く17時から始まる欧州市場からトレンド相場になることが多くなると言われています。

一概にこの情報が正しいというわけではないのですが、東京市場の始まりは世界各国で一番最初に開く大きなマーケットになるので、ニューヨークタイムの終了で前日の流れが途切れた状態で始まることが多いのでゴソゴソといったレンジ相場の値動きになります。

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一方、冬時間は17時、夏時間だと16時から始まるヨーロッパタイムは東京市場で8時間が経過した流れがあるので、開場と共に仕掛ける動きが目立つ時間帯になります。

日本人は逆張り好き、欧米諸国は順張りというよりも大きな値動きを好むといった国民性の違いもあるように思われます。

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FX初心者は順張りと逆張りのどちらが良いか?ですが、初心者は順張りの方がトータルで勝てるようになると思います。

逆張りは基本的に資金を沢山持っているトレーダーが使う手法だからです。

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個人トレーダーが逆張りをすると一時的に勝てることはありますが、トータル的に損切り貧乏になることが多いです。

なぜ個人トレーダー逆張りは損切り貧乏になることが多いかと言いますと、利益に制限をかけるからです。

資金が少ない逆張りの個人トレーダーはレジスタンスライン、もしくはサポートラインなどのロスカット幅の狭いポイントを背にした反発を狙うトレードスタイルが多く、相場の流れに逆らってエントリーするので一早く利益を確定する必要があるため損切り幅と同じ値幅で利確します。

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勝率が高い逆張りといってもFX初心者だと勝率30%程度になれば良い方です。

リスクリワード1:1で勝率30%ではかなりのマイナスになります。

ですが、順張りの場合は元々勝率は2~3割と高くないですが、利益をトコトンまで引っ張ることを前提にトレードをするので、勝率が悪くてもトータルで勝てるようになります。

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同じ勝率の悪いトレードするなら、利益を制限しない順張りの方がFX初心者に向いているように思います。

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順張りと逆張り まとめ

順張りでも逆張り、どちらの手法でも勝っているトレーダーは存在しているので自分にあったトレードスタイルを見つけることが大切だと思います。

FX初心者の多くは手法の聖杯探しをして商材ジプシーに落ちります。

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100%勝てる手法を探すのではなく、トータルで勝てる手法を自分で築き上げることで勝てるトレーダーに成長します。

順張りが自分の性格に合っていないと思えば、逆張りに変えることもできます。

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日頃からルールや規制に縛られた生活に慣れてしまっている人はトレードの世界のルールが決められていないことで逆に自由過ぎて何をしていいのか分からないと戸惑います。

その中で自分でルールを決めて、そのルールを更に良くするための法整備をすることがトレードの楽しみになってきます。

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まず何から始めたら良いのか分からない人は基本的なグランビルの法則から始めてみてはいかがでしょうか。