FXのメンタル

FXトレードはメンタルが大体8~9割程度を占めると言われています。

ほとんどの勝てないトレーダーが追い求めている手法の技術的要素はFX全体における重要度は1割から2割程度でしかありません。

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つまり、FXトレードはメンタル勝負です。

メンタル管理ができなければ、いくら期待値が高いトレード手法でも勝てないということです。

メンタルコントロールをどのようにすればいいのかを説明していきます。

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FXでのメンタル崩壊のメカニズム

私が勉強してきた中にYoutubeでメンタルが崩壊していくFX動画を視聴するということをしている時期がありました。

当時見ていた動画が見当たらないのでこんな感じという一例です▽

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この動画はバイナリーオプションですが、FXでも同じようなメンタル崩壊現象が起こります。

メンタルが崩壊する原因は無計画なトレードで、ルールのない状態での感情トレードが引き起こす副産物といえます。

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「ここまで上がったら天井だろう」「ここまで落ちれば必ず戻る」こういった思い込みで「上がれ!上がれ!」「落ちろ!落ちろ!」を連呼する羽目になります。

この動画の溶かした資金は大きいですが、少額で同じようなトレードをしている人はかなり多いように思います。

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メンタル崩壊のメカニズムは思い込みでエントリーし、逆行するたびにナンピンを繰り返し証拠金維持率がマージンコールギリギリになるまでポジションを増やし、最後には保有ポジションゼロ、口座残高0円になるという流れの中で引き起こされます。

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FX メンタルコントロール

よく耳にする「メンタルコントロール」や「メンタルトレーニング」

これも実際に試してみたことがありますが、そもそも人間の感情をコントロールすることはとても大変なことで誰もができるような代物ではありません。

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メンタルトレーニングも同様で鍛えようとしても、それは単なる苦行でしかなく資金の増減には感情が触れ動くのが人間です。

メンタルをコントロールするのは無理、メンタルを鍛えることも無理・・・

では、どうすればメンタルの重要度が8~9割と言われているトレードに立ち向かえば良いのか?ですよね。

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トレードで最も重要なのは冷静な判断力、もしくは分析力です。

最高のパフォーマンスを出すときのメンタルの状態は冷静な判断を下せる感情に左右されないときです。

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感情的になる=不確定要素が多い

つまりギャンブル的要因が強いとどうしても感情に左右されてしまいます。

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トレード必要なのは裏付け捜査です。

明確な根拠を見つけ、証拠がすべて揃った時にエントリーすることです。

なぜ上がるのか?

これをきっちりと説明できる場面でのみトレードをすることです。

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メンタルコントロールとはメンタルをコントロールするのではなく、メンタルをコントロールする必要がないエントリー場面をコントロールすることだと思います。

これだけの根拠があれば上がるだろう、これだけの条件があればここで叩き落されるだろうという根拠を探すことでエントリー場面をコントロールすることが本当のメンタル管理です。

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FX トレードルールの作り方

エントリー場面をコントロールするには、まず感情のトレード止めることです。

「ここまで落ちれば上がるだろう」「なんとなく落ちそう」という根拠のないトレードをゼロにしてしまうことから始めます。

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場面をコントロールするには、トレードルールが必要になってきます。

簡単にいうと規律です。

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FXトレードでトレーダーができることは3つしかありません。

  • エントリータイミング
  • ポジションサイズ
  • エグジットタイミング

この3つを踏まえてトレードルールの例をあげてみます。

トレードルールを作るコツは「シンプルに」です。

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トレードルールの例

あくまでも例えなので、参考程度に読んでください。

私の場合はトレードルールを3つに分けて作りました。

  • 資金管理
  • 環境認識
  • エントリー

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資金管理 ロスカット額は総資金の2%まで。
損切りと利確の割合、リスクリワード比は1:1。
絶対にナンピンはしない。
環境認識 大きな流れは4時間足、直近の値動きは30分、1時間足を使う
騙されたトレーダーを発見できた後だけを狙う
インジケーターを使わない
エントリー ラインブレイクのみでエントリー

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損失額とロスカット幅でポジションサイズを決めます。

リスクリワード比を1:1に設定することでエグジットのタイミングを決めます。

ラインブレイクでエントリータイミングを決めます。

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トレードルールを守れない

こういったルールに当てはまるとき以外はトレードしないという規律を作ることで感情のトレードをしなくなります。

それでもトレードルールを守れないという人も少なくありません。

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そういった人がルールを守れなくなる理由はエントリー前やエントリー後に感情が揺れ動くからです。

メンタルがブレると必ずと言っていいほど、良くない行動を起こします。

勇み足エントリーやエントリーそのものを躊躇したり、チキン利食いしたり、衝動に駆られてナンピンしたりとロクなことをしません。

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私の場合は、そういったことを踏まえてエントリーをラインブレイクのみに絞っています。

ブレイクラインはエントリーよりも前に引けることがほとんどなので、ラインが引けた時点でそのラインよりも1pips先に指値でセットしておき、そこからチャートを消して見ないようにしています。

そして、エントリーをしたらエグジットポイントを自動でセットするようにして、その後の値動きも一切見ないようにします。

これが感情を揺さぶられない最も有効的な方法になります。

リーマントレーダーの強みはこれと同じ原理です。

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それでもトレードルールを守れないという人はトレードに向いていないのかもしれません。

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トレードルールの検証

単純にトレードルールを作れば良いのかというと、そうではありません。

必ず期待値プラスのルールでないとダメです。

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FXでいう期待値プラスとは、そのルールでトレードを繰り返すことで口座の残高が増えることです。

期待値プラスのトレードルールを作るためには、必ず過去検証作業をする必要があります。

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過去のチャート使って同じような場面を探し出し、実際にトレードをしていれば利益になっていたのか、それともロスカットになっていたのか統計を取ることでルールの改善点が見えてきます。

そうして、検証と改善を繰り返して再現性の高いトレードルールは出来上がっていきます。

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漫才師のダウンタウンは、昔漫才のネタを作るときは2週間の舞台で毎回少しずつアドリブを入れてウケたネタを採用して次の日にもアドリブを入れてを繰り返し、2週間後に面白いネタを完成させるという話を聞いたことがあるのですが、トレードルールもそれと全く同じです。

私も何度もトライ&エラーを繰り返してようやく勝てる再現性の高い期待値プラスのルールが出来上がりました。

一発で良いものを作ろうとするから悩んで手が止まるので、まずは簡単なルールから初めてそこから付け足したり添削したりしていくことで自分のトレードスタイルというものが確立されていくように思います。

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FX メンタル まとめ

メンタルをコントロールするよりもエントリー場面を絞り込んでコントロールすることの方が楽です。

ただ、ここに書いたことよりももっと効果的にメンタルを強くする方法があります。

それは、トレード以外での収入を大幅に増やすです。

これができれば、趣味程度にトレードに取り組むことが出来てメンタル的に常に余裕のある状態にすることができます。

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そうでないトレーダーはきっちりと規律を決めてそれを守るということでメンタルへの負担を減らすことが最重要課題だと思います。