テクニカル分析

テクニカル分析とは、過去のチャートの値動きからチャートパターンや売買シグナルを見つけ出し、次に起こる値動きを予測する分析方法です。

簡単にいうと過去検証作業のことで、後でそのやり方を解説します。

 

トレードで最も大切なのは過去分析です。

スキャルピングでサクサクエントリーして、ガンガン稼ぐトレーダーでも過去の検証作業はキッチリとしてから本番のトレードを行っています。

 

テクニカル指標としてよく使われるインジケーターは

  • 移動平均線
  • ボリンジャーバンド
  • RSI
  • MACD

 

こういったインジケーターを使ってテクニカル分析をどのようにすれば良いのか?

例えば、ボリンジャーバンド。

 

オージードルの1時間足です。

赤色はボリンジャーバンドの2σで、急落でボリンジャーバンドが一気に広がった後、スクイーズしてきた+2σでキレイに止められた黄〇、という場面。

急落して下髭で止まった青い水平線の左側にあるもう一つの下ヒゲはオーストラリア中央銀行の政策金利発表があったときにできたものです。

ここまでは環境認識です。

 

青の水平線にはどういった人物が存在しているのか?

ここからが過去検証の始まりです。

 

水平線の左側の下ヒゲには上昇させようとする勢力がいてることが、右側の下髭を作ったことで明確になります、防衛ラインですね。

この安値を更新させたくないという勢力です。

 

となると、反対勢力もいてるわけです、下落させたいと思っている勢力です。

このチャートから分かることは青の水平線の攻防だということです。

 

水色の水平線はネックラインです。

そしてキレイに+2σで止められている陽線の高値はネックラインから青の水平線のほぼほぼ半値戻しで、これだけ条件がキレイに揃うとここから再度安値更新を狙う勢力が増えるのでは?と考えます。

結果、青色の水平線をブレイクして下落です。

 

このとき私なら赤⇒でエントリーして下の⇒付近で利確します。

なぜなら、青色の水平線の下には上昇を目論んでいた勢力のロスカットが置かれている可能性が高いからです。

ロングのロスカットはショート注文とおなじですからね。

ちなみに、自分のロスカット位置はボリンジャーバンド+2σにタッチした高値なので、そこまでと同じ値幅までは確実に落ちるだろうと判断しての利確ポイントになります。

ラインブレイクする直前までに、ここまでの根拠を探すことができる時間があるので実際の相場でもゆっくりとエントリーすることが可能になります。

 

これがテクニカル分析の一例になります。

この過去チャートを見つけるのに少々時間がかかりました。

これだけキレイに根拠が揃っている場面がとても少ないからです。

 

FXトレードでほとんどの人が勘違いしているのは、いつでもどこでもパパっと稼げるみたいに思っていることです。

相場は上がるか下がるかだけなのに、その2分の1の確率を外し続ける世界です。

こういった誰が見ても勢力に傾きが出たなという場面でのみ、ロット数を上げてトレードする方が良いと思いませんか?

 

ネックラインを作ったからショートエントリー。

これ、勝てないトレーダーの手法の特徴で、出来上がったチャートを見ているからここでショートエントリーできたよなぁって思えるだけで、実際には上昇してヨコヨコの上昇勢力の強い場面ですからね。

転換を狙った方が取れる値幅は大きいように見えますが、それまでに騙しに騙されまくって、チキン利食いするのがオチです。

 

テクニカル分析(過去検証)とは、インジケーターやチャートパターンで同じような形を探すのではなく、そういったテクニカル指標を使ってどういった人たちがどのような思考でトレードしていたのかを検証し、それを実際の相場で見つける練習をすることです。

日本人のヤバいところは、一つの成功パターンを見つけたらそればかりを追い続ける傾向が強いことで、それはあくまでも一例であって、次に同じようになる可能性はとても低いということです。

 

と、こういうことを書くとインジケーターを複数組み合わせれば勝てるのでは?と思う人が出てきます。

これも間違いです。

テクニカル指標はあくまでもテクニカル指標です。

使っている人もいれば使ってない人もいてるので、そこに探し求めるのは無謀というものです。

 

過去検証できっちりと根拠を探せるようになると、不思議と実際の相場でも今まで見えてこなかった部分が見えるようになってきますよ。